栄養士の資格を取ろうか悩んでいる方へ。
私の体験談を書いていきます。
参考になれば嬉しいです。
短大にて栄養士免許取得
まず私は短大にて栄養士免許を取得しました。
カリキュラムの内容としては、調理実習や、その他の教科(化学や生物など)の実習が半分、その他半分は座学となります。
あと学校によっても異なるかと思いますが、私が通った学校は一般教養にも力を入れていたので、栄養学に関係ない授業も沢山ありました。それも楽しかったので、学校を選ぶ際の1つのポイントにしてみて下さい。
栄養士は卒業の時に資格試験があるわけではなく、単位が全て取得出来て、卒業が決まればその時点で、栄養士免許が取得出来ます。
卒業後の就職先
私の学年では、保育園や介護施設に就職する人がとても多かったです。あとは、デパ地下のお惣菜メーカーだったり、一般企業だったり。栄養士免許が直接関係ない就職先を選ぶ人も少なくなかったです。
栄養士は、3年間実務経験を積むと、管理栄養士の「受験資格」を得る事が出来ます。なので、3年間は現場で頑張りたいと思う人が多かったのです。
私は、卒業後2年間は事務関係のお仕事をしましたが、その後転職して1年間は病院に勤務し、その後7年間は介護施設にて勤務しました。その頃の事については別途また記事を書きますね。
メリット・デメリット
メリット→実生活に活かせる事も多く、周りからも思ったより信頼されます。
凄く表面的な言い方をすれば、家庭的であるとか、料理が上手そうとか、良いイメージを持って貰える事が多いです。
デメリット→低賃金重労働です。現場の仕事もしながら事務仕事もこなすケースが多いので、とても忙しい。なのに低賃金。
また、常に時間に追われる仕事なので、基本的にピリピリしているケースが多いです。
保育園などに勤めれば、だいたいカレンダー通りの休みですが、病院や介護施設は盆も正月も関係なく仕事です。独身のうちは良いかもしれませんが、うーん、やっぱり盆や正月は家族とゆっくり過ごす時間を大切にした方が良かったな、と結婚した現在も思います。
管理栄養士になれば幅も広がる
3年間実務経験を積み、管理栄養士の試験を受けて合格すれば、仕事の幅もぐっと広がります。
現場に出て調理をする事はほぼ無くなり、デスクワーク中心で、直接の栄養指導を行なったりする仕事が増えると思います。また、自分でビジネスも起こしやすいです。
最後に。地味だけどとても感謝されるお仕事。
書きながら、なんだかデメリットばかりが目立つ記事となってしまいましたが…。実際に、「縁の下の力持ち」的な仕事で、地味な上重労働です。
しかし。介護施設に勤務していた時、入居されている皆さまにいつもいつも感謝されていました。それ位、生きる事を支える大切なお仕事なんだな、と誇りに思いました。
私の主観ばかり詰まった記事ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。病院・介護施設で勤務していた時の事を書いてまた投稿しますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた明日。